受験までに勉強できる時間には、限りがあります。睡眠が必要な他、学校や予備校にいる時間や通学時間が割かれます。
部活を続けている人もいますし、アルバイトなど、他にしなければならないことがある人もいます。
その一方で、入試で出題される内容は膨大なもの。
そこで、限られた時間に集中して受験勉強することが必要になります。
ですが、いつも受験勉強に集中できる人はごくわずかでしょう。
現役生だと部活がありますし、アルバイト、ゲーム、TVなどの趣味やショッピング、異性のことなど、つい気持ちがもっていかれるものは沢山あるからです。
今するべき勉強に集中するには、何に意識すればよいでしょうか?
「勉強しなければ」と頭にハチマキを巻いて、気合いで机に向かうのも1つの方法ですが、それではうまくいかないのは、あなたもよくわかるでしょう。
無理やり勉強を意識するという方法では、ごく一部の意志が強い人しか勉強に集中できません。
受験勉強に集中するためにフォーカスするべきことがわかると、もう少し楽に、自然に勉強に集中できます。
それでは、フォーカスするべきこととは何でしょうか?
受験生が受験勉強に集中するために気にするべきでないものとは?
「どうすれば集中した状態を持続できるのか」という質問を多くの受験生から受けます。
人はとても集中できているときと、そうでないときがあります。
集中できているときは、いいパフォーマンスが出ます。
集中できていないときは、地に足がついていない状態になり、パフォーマンスが低下します。
それでは、どうやったら集中できるでしょうか?
人は多くのものを同時に抱えすぎてしまいます。
あれもこれもと抱えると、集中力が低下しますし、エネルギーもなくなってしまいます。
エネルギーについては、メルマガ講座を受けられている方に、親御さん向けに「エネルギープール」という考え方についてのメールを送信しました。
次回、エネルギープールの考え方を取り入れたメンタルトレーニングのワークをご紹介しますので、そちらも取り組んでみてください。
受験勉強に集中し、必要以上にエネルギーを浪費しないために大事なのは、
・コントロールできるもの
・アンコントロール(コントロールできない)もの
を分けるということです。
コントロールできるものとは、自分で変えることができるもの。
アンコントロールとは、自分で変えることができないものです。
自分で変えられるもの、変えられないものには、どんなものがあるでしょうか?
少し考えてみてください。
コントロールできないものとして、まずは結果や、その日の調子が挙げられます。
どんなに勉強をしても模試の結果がどうなるかは分かりません。
それなのに、ついミスなく完璧に解こうとする、誰かに勝とうとするなど、結果までコントロールしようとしてしまうことがあります。
すると、何とかコントロールしたいという気持ちに反比例して、集中力は低下します。
また、他人に勝つか負けるか。
他人の気持ち、寒い暑いという天候など、外部の環境もコントロール不能です。
それでも、人は自分でコントロールできないにもかかわらず、コントロールできないものに執着してしまいがちです。
夢やなかなか達成できそうにないことに挑むからこそ、受験はやりがいがあるとも言えます。
ですが、アンコントロールなものに囚われると、1つ1つの問題を解くときの集中力が下がっていきます。
これは乱気流に巻き込まれた飛行機がアンコントロールに陥るような状態。
人はいとも簡単に外部のものに心を持っていかれてしまうものです。
何かに気持ちが囚われてしまったとき、一歩下がって考えてみてください。
それは、コントロールできるものでしょうか?
それとも、コントロールできないものでしょうか?
コントロールできないものだった場合は、無理にそれをコントロールしようとせずに気持ちを切り替えるようにしましょう。
では、コントロールできるものとは、どんなものでしょうか?
続きは以下のページでお読みいただけます。
受験生が受験勉強に集中するために意識するべきなのはコレ! >>
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