コミュニケーション

受験生とのコミュニケーションで心掛けたいこと

受験生とのコミュニケーションで心掛けたいこと

結果を褒めるよりもプロセスを認める

近年、子育てにおいて、子どもを「褒める」ことが大事だと言われています。

お子さんの自己肯定感を育むために、褒めることを意識されている親御さんも多いのではないでしょうか。

確かに人は褒められると、やる気が出ます。

いかに褒めるかは、受験において大事なテーマです。

ただ、むやみに褒めるのは、時として、成長にとって逆効果になることがあるので、注意が必要です。

成績が良かったことを褒められると、脳内ホルモンが分泌され、気持ちよさが得られます。

しかし、この快感は一瞬なので、すぐに欠乏感がやってきます。
また褒められないと満足できなくなるのです。

こうなると、褒められるという承認を得るために、いい成績をとらないといけないという心理状態に追い込まれていきます。

いい成績をとることが拠り所になってくると、お子さんの心は脆く壊れやすくなってしまいます。

そして、成績が伸び悩んでくると、言い訳が多くなってきます。
親のせいにしはじめたり、現実から目を背けたりするようになるのです。

また、失敗を極度に恐れるようになり、失敗しそうな大きな挑戦を避けるようになったりします。

褒められることを常に求める心では、たとえ受験は乗り越えることができても、社会に出てからの荒波を乗り越えていくことはできません。

受験生の間は、成績ばかりに焦点を合わせてしまいがちです。

親として大事なのは、結果以外に大事なことがあることを教えてあげること。

そのために、プロセスを認めるのです。
どれだけ努力したかです。

成績は「みずもの」です。
いいときもあれば、悪いときもあります。

お子さんが一喜一憂するのは当然ですが、いい成績をとったときに、親御さんが有頂天になって褒めすぎないことが大事です。

悪い時も落ち込みすぎないようにしましょう。

成績が悪くても努力していれば、「毎日夜遅くまで、よく頑張ったね。」と具体的に頑張ったところを認めてあげるのです。

プロセスを認めてあげるためには、お子さんのことをよく観察しておくことが必要です。

親として大事なのは、お子さんと一緒に一喜一憂することではありません。
お子さんを冷静に観察し、プロセスを具体的に認めてあげることです。

成績が悪いときでも、頑張ったことを認めてもらったお子さんは、プロセスの大事さを知ります。

そして将来、社会に出たときに、なかなか結果が出ないときにも、諦めず、忍耐強く取り組むことができるようになるのです。

ここで、あなたのことを振り返ってみましょう。

 

プロセスを認めているかどうか振り返るワーク

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質問1.お子さんのどんなプロセスを認めましたか?
この一週間を振り返ってみてください。

質問2.プロセスを認めるために、どんな言葉をかけたらよかったでしょうか?
考えられる限り、書き出してみてください。

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「やる気を引き出す質問 なくす質問」について、ラジオで話しました。

その音声もご視聴ください。

赤野公昭コーチのPowerful Life「やる気を引き出す質問 なくす質問」

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